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株主割当増資とは、既存の株主に新株引受権を与える方法を指す。1960年代までは増資の主流であったが、その後、公募増資がメインとなった。時価発行が原則である公募増資と異なり、発行価額は、額面額以上であれば自由に決められる。以前は、額面による発行が主流であったものの、最近では、額面価格と時価の間の価額で発行されるケースが増えている(中間発行)。無額面株式の場合は、取締役会で自由に発行価額を決定することができる。